ママカレを創立しようと思ったのはなぜ?

ママカレ創立者:山脇あゆ美(小田急電鉄 経営戦略部)

個人的なことで恐縮ですが、2017年に母が亡くなったんです。専業主婦で、パートをしていたいわゆる昭和的な女性でした。けれどもとてもバイタリティに溢れていて、高校を卒業後に一般企業に就職したものの、服が好きなことから服飾を諦められず、会社を辞めて専門学校に通い直してアパレルで働いたり、母親になったあともパッチワークや生花など市のワークショップに活発に参加する、そんな性格でした。娘である私の生き方を否定したことはなく、やりたいようにやりなさい、そう言ってくれる人でした。

その母親が10年間つけていた日記が見つかって、目を通したところ、「自分のスキルアップをがんばる」って書かれているのを見つけたんです。そこで思ったのは「一度の人生、やりたいことをやらなければ」ということでした。やりたことにチャレンジするのは大事なことなんだと。だから、自分がこの先ママになって第二の人生を歩むことになっても、したいことは諦めたくないな、と思いました。

そんなことを考えていたときに「クライマーズ」があったんです。私やママになった友人もそうですが、相談できたり、応援してくれる人生の先輩を求めている女性は多いに違いない。そんな場が作れれば、ママがもっと社会に還元できるはず。けっこう赤裸々に話してますが(笑)、そう思ったのがママカレのきっかけであり、本音なんです。

ママカレ創立者:山脇あゆ美(小田急電鉄 経営戦略部) 2011年小田急電鉄に入社。沿線事業部に配属され、カルチャー教室、リラクゼーション店舗等の沿線施設の運営管理・販促企画、ペットケア事業の企画立案・立ち上げを経験。2016年に異動した総務部には3年間在籍し、企業法務、コンプライアンスを担当した。その後社内の新規事業公募制度「climbers(クライマーズ)」に応募し、今の経営戦略部へ。「ママカレ」事業は2019年4月から準備に入り、コロナ禍の混沌に翻弄されながらも創設、今に至る。