自分の意見をまとめる力をトレーニング!

園田正世(「NPO法人だっことおんぶの研究所」理事長)

自分自身の意見を探すヒントを提供しています

園田ゼミは、Facebookグループ内での音声配信スタイルです。直接「あなたは○○ですね。だから××すると良いですよ」と先導するのではなく、ヒントになるような本を読むことで、自分自身で回答を見つけていただくための活動をしています。

でも、「どんな本を読んだらいいのかわからない」、「本を読む時間がない」という方もいらっしゃいますよね。ゼミでは、最初にゼミ生の皆さんにおすすめしたい1冊の本をご紹介した上で、わたしがその本の内容を音声にまとめ、週1回のペースで配信しています。タイムフリーで、家事をしながら、また通勤途中にと、ラジオのように気軽に聴いていただきたいですね。

初回では、社会がどう構成されているのかを社会学的な視点から概説した『社会を知るためには(筒井淳也著/ちくまプリマー新書)』を読んでいきました。配信を聴いた参加者からは「物事の見方が変わった」、「こういう考え方があることを知った」などの感想や気づきのフィードバックをいただいています。そのコミュニケーションを通して、ゼミ生の皆さん、そしてわたし自身も、さらに視野が広がり、考え方に幅が生まれていることを実感しています。

子育てを経験したからこそ、もう一度自分に向き合いたいと思う方、子育てに必死になるあまり、自分の考えや意見が自分でもよくわからなくなってしまった方、今はママ要素が大きいけれど、将来は自分の仕事や活動をしたい方など、ご自身を見直すきっかけを探している方を応援したいです。

実は、本を買っても読むことなく積んだままにしちゃう“積ん読”派です(笑)

ゼミでは、ビジネス書や自己啓発本ではなく、さまざまな視点から自分はどう考えているのかを言語化できるような本を選定していますが、わたし自身が仕事で読む本はほとんどが学術書や論文で、ごくたまに新書を読むこともあります。プライベートでは、小説を読みたくなる時期が定期的にやってくるので、まとめて本を購入し、まるで嵐のように次々に読んでいく。このように書くと活字の虫のように見えますが、どちらかというと読むスピードは遅い方です。

親しい友人から「本は欲しいと思ったら買え」と言われ、ほとんどが“積ん読”状態ですが、とくに仕事の場面では“買ってあった過去のわたし”に感謝することも。買ってあったことはアマゾンが教えてくれるので、本棚を探すと出てきます。とは言え、同じ本を2冊購入してしまったこともたくさんあります。

もう15年ほど前のことですが、仕事上である業者の意見と対立し、電話口で恫喝されたことがあります。先方の迫力に押されその場で言い返すことはできなかったものの、常に客観的に考えるようにして自分なりの意見を持っていたことで、結果として事業を良い方向に向かわせることにつながりました。自分の意見や考えを持つことの大切さを、身をもって実感した経験だったと思います。

一方で、日常的な選択にはあまり意見を持たないわたし。毎日の献立に悩んだり、「どこのお店に行く?」などの会話には役立っていません(笑)。

園田正世さんのゼミはこちらからご参加いただけます。ぜひご覧ください!