「しんどくならない選択をする」 pecoさんの等身大のライフスタイル
自分の"好き"に正直で、等身大の自分を大切にするpecoさん。
最近では驚くべき速さで英語を習得し、その姿勢は多くの人に勇気を与えています。
一方で「究極の面倒くさがり」であることも公言。
日々の「やりたくないこと」や「面倒なこと」とどのように向き合い、ライフスタイルに取り入れているのでしょうか。
肩の力を抜いて、軽やかに生きるヒントを聞きました。
新しいことを始めるのは苦手
それでも英語を頑張れた理由は?

自分の「好き」を大切に生きてきましたが、新しいことを始めるのは本当に苦手なんです。
準備をするのも面倒だし、気合いをいれるのも大変。始めたらやらないといけないじゃないですか(笑)。だから、自分から新しいことを始めることはまずないです。
でも、英語はずっと話せるようになりたかったし、息子がインターナショナルスクールに通うようになって、話す必要性を感じる場面が増えて。
そんなときに、お仕事としてお話をいただいたんです。
何かを始めることは嫌いなのですが、やると決めたら、「しゃあないな」っていう気持ちでやりますね(笑)。
最初の3ヶ月は、がっつり学ぶ機会をもらって。それが終わっても、せっかくここまでやったんだからと、今も続けています。
自分の好きなものがアメリカン・カルチャーやディズニーという英語圏のものなので、すごく楽しいです。
ただ、自分ひとりで黙々とやるのは絶対に無理でした。コーチが鼓舞してくれる環境だからこそ、頑張れているんだと思います。
ときどき、もうしんどい!ってなるときもあります。
そういうときは、自分の成功体験を思い出します。
「あのとき大好きな人と英語で喋れたのは、自分が頑張ったから」とか、とにかく「マジでわたし偉くない?」って思いながらやる(笑)。そうやって自分のことをめちゃくちゃ褒めながら励んでいます。
嫌な気分もOK!
偽らずに子どもに見せる
とにかく、しんどくなることが面倒なんです(笑)。
しんどくならないために、60%のパワーで生きることを心がけていて。それもあって落ち込むことはほとんどないのですが、日常的に面倒くさいとか、眠たいとか、怒りとか毒性みたいなものは結構出てきます。
でも、その感情をNO!とするのではなく、全部OKにしているんです。
そして、そういう面を息子の前でも隠しません。
例えば、わたしは家事が嫌いで……。
食器洗いが特に面倒だと思っているのですが、息子に「めっちゃ面倒くさいわ。どうしよう」と言ったりしたりします(笑)。
ただ、息子に気を遣って欲しくないので、深刻な愚痴ではなく面白く言うようにしていて。ユーモアを交えて言うことで、自分の気持ちも晴れてきて、結果的にハッピー!ってなるんです(笑)。
とにかく、難しいことを考えることが面倒くさいんですね(笑)。
しんどくなりたくないので、不安も考えません。
何より、考えたってしょうがないことを考えたくない。
人ってしんどくなると、考えたってしょうがないこと考えちゃうじゃないですか。
それが面倒くさいから、そうならないように全部前でストップしておく。
だから、しんどくならないでいつもハッピーでいられるんです。
当たり前にしていることが
すごいことだと気づいて!

わたしは自分を責めたことが1回もないんです。
とにかく自分偉い!って言い続けてきて、どんなに小さいことでも自分を褒めてきました。
もし、私なんてって思ったり、しんどくなってしまいがちな人には「朝起きただけで偉い」って伝えたいです。それこそ何時でも!昼の12時でもいいから、朝ベッドから出るということがどれだけすごいことなのか、自分でわかってほしい。
そして、一つ一つのことを当たり前だと思わないでほしいです。
例えば、ごはんを作ることとか。
毎日当たり前にやっているから、その人の中では当たり前なんだろうけど、全部すごいことです。それを絶対忘れないで!と思います。
「あなたって本当にすごいよ!!」って、言って回りたいといつも思っています。
そして、自分の「好き」を大切にしていってほしいです。
peco さん
タレント。原宿のカリスマ読者モデルとして人気を集め、雑誌やテレビに出演。2018年7月に男児を出産。自身のブランド「Tostalgic Clothing」のプロデューサーも務める。
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