がんばりすぎない

西山美紀(コラムニスト/FP)

適度に家事の手を抜きつつ、近所のママ友と助け合い、ワンオペ育児を乗り越えました

平日は夜12時まで、土日も目一杯という形で仕事をしていましたが、出産後は子どものことをできるだけ最優先にしたいと、意識するようになりました。

フリーランスということもあり、平日の保育園イベント、小学校の学校公開などにできるだけ参加できるように調整し、そして園や学校の係も、時間の融通が多少利くフリーランスだからこそ、なるべく受けるようにしました。

ただ、夫は仕事が激務で、毎日のように終電で帰宅し、さらに海外出張で1~2週間不在のことも。わたしはいわゆるワンオペが続いていましたが、育児に手がかかる分、家事の手を抜きつつ、近所のママ友だちと助け合って乗り越えました。

夜中に帰ってきた夫がお皿洗いをしてくれる、金魚の水を換えてくれるといった綱渡りの生活でしたが、子どもに手がかかる時期は、過ぎてしまえば限られているのだなと感じています。

最近は夫の在宅勤務も増え、家事については、お互いできるときに、できるほうが行っています。

“ほどほど”を意識して過ごすと、色々なことをプラスに感じることができます

以前は「がんばろう」と気合を入れすぎてしまうこともあったのですが、がんばりすぎると心身が疲弊してパフォーマンスが落ち、仕事もいまいちな仕上がりになりかねませんし、精神的にもトゲトゲして家族が良い気分にはならないもの……。

そこで「がんばりすぎないこと」を少しずつ意識して、実践するようになりました。疲れすぎていたら夕飯もかなり簡単なものにしたり、家事を後回しにしてみんなでごろごろしたり。

必要最低限なところだけ押さえたら、自分と家族が楽しく過ごせるほうを選ぶようにしています。理想を高くしてしまうと、それをクリアできないことにマイナス気分が生じてしまうので、最初から理想を低くしてしまえば、色々なことがプラスに感じることができます。年を重ねると体力も落ちてくることはどうしても否めず、それくらいの心持ちがちょうどいいのかもしれません。

母親の機嫌が良いと、家族も笑顔が増えると感じます。そうしてほどほどの気分で過ごしていれば、「ここぞ!」というときに体力や気力をしっかり注げるのでは……と思っています。

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