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めんの断面が「ミッキーマウス」！誕生秘話とおすすめレシピを公開！

引用元ケンミン食品株式会社

ママカレ編集部

1日前

ケンミン食品株式会社は、「ミッキーマウス/ライスヌードル」シリーズとして、常温商品はラーメン・パスタ・うどんの３種類、冷凍商品は中華めん・パスタ・うどんのほか、めんもソースも具材も全てグルテンフリーのナポリタンの4種類を９月1日に全国発売しました。

ケンミン食品の存在意義は、お米の製品を通して食べる人に笑顔と健康な生活をお届けし、世の中に役立つことと考えています。食卓をみんなで囲んで楽しく過ごしてもらいたいという思いから、ミッキーマウスの顔型のめんを作ることに。

ケンミン食品が調査をしたところ、ミッキーマウス型断面や、早ゆでパスタの歯車型、風車型形状の小麦のめんはあるものの、断面が丸形状以外の特殊な形状を持った押出製法による米めんは他ではありませんでした。これは米めんの押出加工の難易度が高く、他社では再現することが難しいためです。

同シリーズのめんの太さは1.7～1.8ミリ程度。この米めんを完成させるまでには、さまざまな苦労がありました。

約2年の開発経緯を公開！

2020年10月

グルテンフリーラーメンの開発に着手し、まだ世の中にない、よりラーメンらしいライスラーメンを追究していました。

現在に至る「GF RAMEN LAB　GF中華麺」は、ビーフン業界ではあたり前である丸い孔の空いたダイスを使用した押出製法で、麺の形状は丸麺でした。

一方で、ラーメンなど切出し麺は麺帯を切刃で切り出しているため、麺の形状（断面）は丸ではなく四角い麺であることに気づきました。

2021年5月

さらなる改善を目指して取り掛かったのが、これまでの常識から外れた、四角い孔のダイスの開発です。四角い孔のダイスをつくることができれば、四角い麺を押し出すことができるのではないかという仮説を立て、0.1mm単位で精巧な孔を空けることができる金属加工の会社を調査しはじめました。すばらしい技術を持った企業に行きつくことができ、見事に弊社が意図した設計でダイスを製作することができました。

そもそも、丸とか四角だけでなく、如何様にも形を変え、孔の形状をつくり、製めんすることができるのでは？

2022年3月

きる商品になればと考え、ミッキーマウスの孔の形状のダイスの設計から取り掛かりました。

当時はミッキーの顔型のような深い切れ込みのある形状は意図した形状に成形することは不可能といわれていました。これは、ビーフンの押出ではめんが膨張して押し出されることにより、めんの断面のミッキーマウスの耳の根元のような凹形状は膨張により谷部分が浅くなるため、ダイス孔の形状通りには押し出されないためです。

その既成概念を打ち破るべく、金型形状によってビーフンの断面形状がどのように変化するのか試験を繰り返し、設計ノウハウの蓄積につとめ、試行錯誤した結果、断面がミッキーの顔型の米めんを完成させることに成功しました。